あるお客様（60代、女性）のお話です。
「腕と肩が痛いのよ～、毎日朝起きたら腕が回らないの。。」
そうなんですね"(-""-)"それは辛いっ。
さっそく触れさせて頂きました。
少し触るだけで、「イタタタタタ・・・！」となってしまいます。
ただタッチして体の様子を感じてみると、どうやら体よりも心の声を
聴いてみた方がよさそうな気がしてきました。
体としては、ただ整えられることを望んでなさそうなのです。
体のエネルギーは充満しながら気を張っているような感覚でした。
きっと色々あったのかな。なにかお話した方が楽になることはあるのかな。
そんなことをふわっと思いながら、ゆっくり丁寧に触れていると、
ぽろぽろとお話が出てきて、人間関係の中で心の奥ではいつも
気を張り詰めていることをお話してくださいました。
体はそんなふうにご本人が話してくださると、”わかってくれているんだ”と
安心して緩んでいきます。
緩んで気が張り詰めた神経が緩和すると、触れられている感覚が変わっていきます。
そうすると、一番最初に触れた圧でも体は受け入れてくれます。
そのうち、自分で自然に流れるほうに流れていきました。
終盤は少し眠むられて、呼吸も深くなっていきました。
終了すると、
「うわ～、肩がまわるんよ～」「すごく楽だわ～」と。
眠気を残しながらも軽さを実感していただきました。
その日はいつもより眠気とけだるさを感じ、早めにぐっすり眠ったとのこと。
次の日の肩は、
「朝から肩を回せるんよ～！！」と感想を頂きました。
体の不調だけでなく、心の声も聴いてみると
無意識のうちに体は自分で調整していきます。
心と体に触れる時間をまめに作って、
血液と同じように感情もいらなくなったものを流していきましょう(^^♪
巡る力を大切に☆
